140文字小説

日々Twitterで綴っている、実話も含むときもある創作小説ブログです。

140文字小説「一点の流れから」

一点の流れを見詰めたのなら見えた筈。
一点の流れに五感を合わせる。
人は忘れていたのかもしれない。
『よう、見えたか?』
「ああ」
研ぎ澄ませ五感。そして引き出せ辿り付け第六感。
一点の流れから見付け出せ。見ろ。心身に刻め。
一点の流れから。
辿り付く感覚。