140文字小説「停電後の世界」
停電後の世界は、異世界だった。
いつもと違う世界が窓の外に広がる。
チカチカッ。
「なんだ?また…」
停電後の世界は、過去だった。
ドンッ!
窓に巨大な鳥がぶつかり…。
パチパチ。
「おい…」
停電後の世界は…。
「いい加減にしてくれよ」
『お気に召しませんか?』
声にゾッとする。
停電後の世界は、異世界だった。
いつもと違う世界が窓の外に広がる。
チカチカッ。
「なんだ?また…」
停電後の世界は、過去だった。
ドンッ!
窓に巨大な鳥がぶつかり…。
パチパチ。
「おい…」
停電後の世界は…。
「いい加減にしてくれよ」
『お気に召しませんか?』
声にゾッとする。